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◆ 米ニューヨーク・タイムズ、音楽批評家トマッシーニ選: 史上最高のクラシック音楽作曲家トップ10 |
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The 10 greatest classical composers of all time by Anthony Tommasini, NY Times | |
・米
国のニューヨーク・タイムズ紙のクラシック音楽批評家、アンソニー・トマッシーニ(ANTHONY
TOMMASINI)氏が最も偉大なクラシック音楽作曲家を選定するために、2週間の公開調査を
行い1500以上のクラシック音楽に熱心な読者達からの意見や他の批評家たちの助言を踏まえて、2011年1月21日に公表した史上最高のクラシック音
楽作曲家トップ10(the greatest composers of all time)のランキングのリストです。 ・一般的にはトップにベートーヴェンを押す声が多いいでしょうが、当ランキングの第1位は近代音楽の父、バッハで、第2位がベートーヴェンですね。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------
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・ベートーヴェンの曲の演奏について、著名な指揮者である クラウディオ・アバド氏が興味深い事を述べてますね: ベートーヴェンの曲に関してはいつも何か新しい更なる深層を見つけることができ、演奏に活かしてます。中でも特に重要かつ注視すべき点は、ベートーヴェ ンが示すメトロノーム・マークです。私が思うには、その鍵はテンポ (Tempo) の関連性を見つける事です。小節の間、楽章の間、交響曲の間などの関係です。例えば、交響曲第8番でベートーヴェンのテンポの指示は、第2楽章では速さを 明確に80bpmと指摘し、最終楽章では80から84bpmを指示して、同じようなテンポで演奏するように示してます。 私の意見では、この関連性を踏まえて演奏することがとて も重要です。交響曲第8番の第2楽章と最終楽章の演奏を比べてみると、実際には最終楽章の方がむずかしい分、いつも速さが遅くなるのです。演奏家たちから ベートーヴェンが示すペースはとても速すぎて演奏できないと言われた事があります。しかしベートーヴェンは多くの場所でそのような速いペースで演奏する ように要求し ています。それらのテンポとの関連性を考慮した演奏が実現できれば、すばらしい効果が現れるのです。 さらに言えば、第2楽章と最終楽章は音楽のスタイルに相 違がありますが、ベートーヴェンは確かに同じメトロノームマークの数字を指示しています。しかし、より重要なのは、その数字ではなく、テンポの関連性の値 であり、対比なの です。そしてその実践的なテンポの表現方法としては最終楽章を第2楽章のペースに合せることなのです。そのようなテンポ関連の深層は、ベートーヴェンの曲 の中には数多くあるのです。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------- ※参照文献:(Interview)Paul Smaczny.(Production) EuroArts Music International.2002"In conversation with Claudio Abbado im Gesprach"映像より .(意訳)アオキヒロシ |
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※資料&参照文献:"The Greatest" By ANTHONY TOMMASINI. The New York Times Company. January 21, 2011. https://www.nytimes.com/2011/01/23/arts/music/23composers.html |
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