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◆ 英BBC ミュージック・マガジン選:史上最高の指揮者ベ スト10, 20 |
![]() トップペー ジ |
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BBC Music Magazine's 20 greatest conductors of all time | ||
・英 国BBCのミュージック・マガジンが、100人の著名な指揮者たちの投票を基に、2011年作成・公表した史上最 高の指揮者トップ10&20のランキングリストです。 ........................................................................................................................................................
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「当リストの投票者の一人であり、アンサンブル・アンテルコンタンポランの音
楽監督かつ指揮者でもあるスザンナ・マルッキ氏は述べてます、『カルロス・クライ
バー氏は信じられないほどのエネルギーを音楽に注ぎ込み、こんにちの指揮者たちよりもはるかに多くのリハーサルを行い・・・、彼は自分が何を求め、何を表
したいかを十分理解して、壮大な世界観を具現化している。さらに彼のディテール(細部)へのこだわりには誠に感銘
を受ける。』」 ................................................................................................................ ※引用:"Carlos Kleiber voted greatest conductor of all time"by Carolyn Wray. 17.03.2011 BBC Worldwide 訳)アオキヒロシ https://www.bbc.co.uk/pressoffice/bbcworldwide/worldwidestories/pressreleases/2011/03_march/carlos_kleiber.shtml |
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「カ
ルロス・クライバーは宇宙人だ。天才という言葉はやたら乱発されるが、本書に登場する五〇人の指揮者の中で、真に天才の名にふさわしいのはカルロス・クラ
イバーだけかもしれない。芸術面でも人格面でも謎多き男クライバー。音楽
がまるでその場で紡ぎだされているかのように自然にあふれ出す印象を、これほど与える指揮者は他にはいない。しかも、それは偏執的なまでに周到な準備の賜
物なのだ。現在活躍中の指揮者に、目指す指揮者の名前を聞いてみるがいい。誰もがお決まりのようにカルロス・クライバーをまず最初に挙げるだろう。」
(1)
「自身も指揮者の道を歩み出しているプラシド・ドミンゴによると、現今の指揮者の才能を授けてもらえるなら、ジェームズ・レヴァインからは元 気を与える力 を、クラウディオ・アバドからはオーケストラへのレガート指示の仕方を、ズビン・メータからはすばらしい柔軟性をいただきたいところですが、クライバーか らいただきたいものは・・・・・・『全て』!」(2) ................................................................................................................ ※(1)引用:クリスチャン・メルラン 訳)神奈川夏子 ヤマハミュージックメディア 2014 『偉 大なる指揮者たち〜トスカニーニからカラヤン 小澤 ラトルへの系譜〜』本中より ※(2)引用:ヘレナ・マテオプーロス 訳)石原俊 アルファベータ 2004 『20 世紀の芸術と文学 マエストロ 第1巻』本中より |
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・当ランキング5位は、第一印象でカラヤン
氏の興味を惹いたアーノンクール氏ですね。「一九五二年、ウィーン交響楽団のチェロ奏
者の末席が空いた。当時の指揮者はヘルベルト・フォン・カラヤン。アーノンクールはこのポストに志願し採用された。のちにカラヤンはこう回想している。
『アーノンクールが席に着いた途端、きっとこの男を採用すると思ったよ』」※1。 当時のアーノンクールの振る舞いとは、着席して椅子の高さが合わなかったので、一度 立ち上がり、自分の書類カバンをクッション代わりに敷いて演奏をしたのです。もちろんその後、アーノンクールの技量を確かめるために長時間綿密にテストされま したけど。※2 ※1「」引用:クリスチャン・メルラン 訳)神奈川夏子 ヤマハミュージックメディア 2014 『偉 大なる指揮者たち〜トスカニーニからカラヤン 小澤 ラトルへの系譜〜』本中 ※2 参考文献: モーニカ ・メルトル 訳)小谷 民菜 音楽之友社2002 『ニ コラウス・アーノンクール 未踏の領域への探求者』 |
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「音楽は時間の芸術だ。スピードを変えると音楽の性格は変化する。同じ音符、同じハーモニーであっても、テンポを速くしたり遅くしたりするだけで、性格が
一変してしまう。ゆえに、指揮とは時間を操ることだ。なかには時間に非常に厳格な作曲家もいて、彼らは曲の時間的な構造を考慮したうえで、長大な楽曲を作
り上げた。バーンスタインが私に最初に教えてくれたのは、あらゆる傑作はその曲が内包するひとつのテンポに基づいて全体を構成されており、演奏する際は、
その「背骨」となるテンポに基づいてあらゆるテンポを設定しなければならない、という彼の信念だった。たとえば、シュトラウスの『ティル・オイレンシュ
ピーゲル』冒頭のゆっくりしたテンポは、後で出てくるアレグロの二分の一の速さになり、『メサイア』のアリアや合唱曲はすべて、曲が内包する基準テンポの何倍、または何分の一の速さになるのだ。」 ※「」引用:ジョン・マウチェリ, 訳)松村哲哉 白水社 2019 『指揮者は何を考えているか:解釈、テクニック、舞台裏の闘い』本中より |
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※出所: BBC Worldwide. 2011 https://www.bbc.co.uk/ |
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