◆米エンターテインメント・ウイークリー誌選:オールタイム映画ベスト100ランキング | ![]() ▲トップ ペー ジ |
Entertainment Weekly's 100 All-Time Greatest Movies | |
・米国の映
画等の雑誌であるエンターテインメント誌のスタッフたちが熟慮して選び、2013年6月に公表した歴史上最高の映画ベスト100ラ
ンキングのリストです。 ・俳優ロバート・デ・二ーロと監督マーティン・スコセッシの出世作品、『ミー ン・ストリート 』が#7 ですね。ちなみにこの作品の主役はデ・ニーロ と同じアクターズ・スタジオ出身のハーヴェイ・カイテルですけど、助演のデ・ニーロがより際立ってますね。デ・ニーロは『ゴットファーザー』の大役選考で 落ち、代わり小役でオファーされたけど断り、『ミーンストリート』に出て注目され、『ゴットファーザー2』の大役でオファーを受け、アカデミー賞を 受賞した訳ですけどね。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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・当ラン キング外の作品ですが、『ブ ロンクス物語』は監督がロバート・デ・ニーロで、助演のチャズ・パルミンテリが少年期の実体験を基にフィクションを加えて脚本した社会派家族ドラ マでとても興味深い作品です。 1960年代のニューヨーク、ブロンクスが舞台 で、イタリア系の父を持つカロジェロ9歳が 自宅前の駐車場で、地元ギャングを仕切るソニーが銃殺する現場を目撃する。警察から面通しを依頼されるが、機転をきかしソニーをかばう。以降、恩義を感 じたソニーから可愛がられ、小遣い稼ぎをさせてもらい、妙に親しい関係がはじまる。17才の少年に成長すると、貧困だが真面目で評判のいい市バス 運転手の父より、威厳があり格好よく町の皆から慕われているソニーに愛着を持ちはじめる。「ギャングに近づくな」という父の度重なる忠告を無視し、 ギャングたちとしばし連れるが、ある事件を機に、父の言葉の意味を理解すると言う話ですね。 作品には地元の治安維持に貢献するギャングを美化 している一面がありますが、本質は人生の選択と価値を二人の大人がそれぞれの信念を通して少年に伝えている話です。どんな環境でも家族を支える為に生き延び、他人へ迷惑かけずに懸命に働く事が 大事で、それが尊敬に値し愛し愛される道。他方、い ざとなれば人は他人などには気にしないし助けもしない。だから他人事や小さな事に気にせず、自分の信じる道を行けばよい。人々の欲しているものを与えれ ば、 彼らは従うし、必要 ならば恐怖で強いる 事や手段を選ばない という道。それら異なる価値観を鑑みた上で、局面で重要な決断をし、たとえどんな結果になろうとも、それらの経験は財産であり、経験す る全てがその後の人生の糧となり、それが個人のアイデンティをつくり、才能をつくるのである。だから唯一無二の才を無駄にするべきじゃないと言う事を伝 えている、若干複雑でとても思慮深い作品ですね。 文)アオキヒロシ aokiuva.com 2016 |
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※資料:"Movies: All-Time Greatest" By EW Staff.
https://www.ew.com より |
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